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危ない海外投資を見分けるコツ

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賃金の上がる見通しを持てないサラリーマンや、退職後の団塊の世代など、今ある資産をなんとか増やしてゆこうとする場合、金利が低く、株価も低迷している国内投資よりも海外投資が魅力的であることは事実だと思います。しかし、そんな気持ちを悪用する詐欺事件(ロコ・ロンドン取引、など)が横行しています。

次の本に、こういった怪しい取引に巻き込まれないコツが書かれていましたので、紹介したいと思います。

 参考図書 : 週間東洋経済 10/11号


  1. 「あなたにだけ教えます」という言葉には要注意

    つい自尊心をくすぐられるが、市場はあらゆる投資家に公平な投資機会を与えており、特定に人に特別な利益が供される商品はありえない。

  2. 銀行預金以外で「元本保証・確定利回り」は有り得ない

    銀行以外の団体では、元本保証・確定利回りは有り得ない。

  3. 広告塔を信じてはいけない

    かつて一世を風靡した著名人を使った広告は要注意である。

  4. タックスヘイブン、プライベートバンクなどの謳い文句には要注意

    プライベートバンクは一般庶民を対象としてビジネスを行っていない。海外だからといって非常に有利な投資手段がある訳ではない。

  5. インターネットで調べる
  6. あやしい業者は、インターネットでわかることも多い。


いずれのコツも、ここで見ると当たり前のことに感じられますが、このチャンスを掴めば儲かるかもしれない、といった切羽詰った状況のなかでは、つい忘れてしまうことがあるのかもしれません。また、電話等により強引な勧誘もあるそうで、半ば脅迫されたような精神状態では正しい判断も難しくなると思われます。私自身も会社にしつこい電話勧誘(確かマンションによる財テクだったと思います)に悩まされたことがありました。会社なので無視するわけにもいかず、かといって電話に出れば罵詈雑言を浴びる始末で、かなり困ってしまいました。私の場合は、兎に角のらりくらりと対応しているうちに、向こうの方が痺れを切らして電話が来なくなりました。気の弱い人であれば、つい契約してしまう気持ちも良くわかります。改めて上記のコツを良く記憶して、儲け話があった場合には思い出すように気をつけてゆきたいものだと思います。





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