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『 金融商品にだまされるな!』 吉本佳生著、ダイヤモンド社

書店に平積みされていて、タイトルが気になって購入した本です。

金融商品として、株式や投資信託、債券、外貨MMFなど巷に溢れており、私自身少しでも新しい情報に追いつき、より有利な金融商品へ投資したいと焦るように本を読み漁ってきました。ほとんどの書籍が、銀行に預金する時代が変わり、自己責任で金融商品を選ぶ時代になったと言っている中で、唯一銀行預金の有利さを説明してくれた本でした。半信半疑で読み進むうちに、目から鱗が落ちるように普通預金の大切さに気づかされました。また、最近の金融商品には客に不利益となるような商品が存在していることにも驚かされました。その巧妙な手口は、この本を読むまではわからなかったと思います。こういったあやしい金融商品の温床となっているオプション取引についても詳しい解説があり、難しい話でしたが、ようやく理解することができました。

金融商品を選ぶ前に、あやしい商品を見極める目を養うための本としてお勧めの一冊です。

目次

  1. 最近流行している『危ない金融商品』のポイント解説
  2. インフレに強いのは、意外にも、古くからある普通預金
  3. 高金利で元本保証で、しかも金利がステップアップする円定期預金
  4. よほどの不運に見舞われない限り、高金利が得られる債権
  5. 普通より有利な条件でスタートできる外貨預金
  6. 元本は円建てで高金利なのに、円安でさらに金利が上がる預金
  7. 大学や地方銀行が喜んで買い、個人なら富裕層しか買えない債券
  8. 金融機関が操るマジックの種明かし(PART1) オプションと先物の仕組み
  9. 金融機関が操るマジックの種明かし(PART2) 円相場の性質







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