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サラリーマンにも必要経費が認められているって本当？

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自営業者の場合には所得税は確定申告によりますが、私のようなサラリーマンの場合には所得税は勤務先から受け取る給与から源泉徴収されています。自営業者の方はレシートをとっておいて必要経費として確定申告を行っているのに、サラリーマンではそんなことはできず、なんだか損をしているようなイメージを小さい頃から持っていました。

しかし、実はサラリーマンにも必要経費は認められているのです。それが給与所得控除です。

給与所得控除は、｢みなし必要経費｣であり、最低でも６５万円 が認められています。つまり、仕事に必要な経費として、一月当たり約５万円が最低でも考慮されていることになります。給与から給与所得控除が差し引かれて、所得税が計算されているのです。

これは以外な発見でした。私自身のことを考えると、仕事関係での支出といえば、出張費や通勤費（１０万円以下）が非課税であることを考えると、スーツや靴を購入するくらいしか思いつきません。結構十分な額がサラリーマンの必要経費として考慮されているようです。

ちょっと、うれしい発見でした。

ちなみに、正確に言えば給与所得控除は給与の金額によってさらに増えてゆきます。

給与の収入額（Ａ）	給与所得控除額
１６２．５万円以下	６５万円
１６２．５万円超～１８０万円以下	（Ａ）×４０％
１８０万円超～３６０万円以下	（Ａ）×３０％＋１８万円
３６０万円超～６６０万円以下	（Ａ）×２０％＋５４万円
６６０万円超～１０００万円以下	（Ａ）×１０％＋１２０万円
１０００万円超	（Ａ）×５％＋１７０万円

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