簿記の勉強をしていますが、貸借対照表と損益計算書の関係が良く分からず、もしかしたら参考になるかもしれないと購入した本です。
一言でいえば、損益計算書の損益が貸借対照表の利益剰余金になる、ということなのですが、これだけでは全然イメージが湧いてきません。つまり、実際の商売におけるお金の流れをきちんと解きほぐして説明し、具体的にお金の流れを追っていかないと理解したことにはならない、ということです。この本は、具体的なお金の流れを理解可能な範囲でステップアップして説明してくれますので、私でも良く理解できました。
キャッシュフローというのも、私には良くわからないものでした。この本では、損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書の財務3表の関連を具体的に説明してくれますので、キャッシュフローについても良く理解することができました。
わかりやすく説明しようとする工夫が詰まった本です。財務3表の具体的なイメージが湧かない方にはお勧めできると思います。
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